ガラスを一体成形したい(その1)


 クウォーターウィンドウ

品名クウォーターウィンドウ
成形ガラスエンキャップ成形
特徴金型の中にガラスと組付用クリップを入れて外周モールと一体成形している

製品紹介

かつては全ての車種において、ガラスにゴム製のモール(ウェザーストリップと言います)を手で取りつけていた自動車の固定窓。
その組付作業なくすためにガラスと樹脂を一体成形しています!
ついでに車体に組付けるための樹脂製クリップも一体にしてしまえということで、金型の中にガラスとクリップを入れて(インサート成形と言います)成形しているのです。

コレの何がスゴいのかと言うとですね…プラスチックの成形は射出成形と言って高温で溶けた樹脂を金型の中に射ち込むのですが、そこにはものすごい力がかかるんです。製品のサイズにもよりますが、場合によっては数百トン、数千トンというレベルです。
その中にガラスを入れて挟み込む…いや、普通割れるでしょ?(笑)

弊社がこの案件をお取引き先様から最初に相談いただいたのはもう30年以上前ですが、最初(何言ってんだ…)と思いお断りしたのですが(笑)どうしても実現したいとおっしゃる熱意に、我々も時間をかけて極める覚悟を決めました。
ガラスは1枚1枚厚みや形状(曲り具合など)が違っているので、それでも割れない金型を作るために文字通り試行錯誤を繰り返し…最初は専用成形機が必要だったりいろいろな制約がありましたが、今ではかなり進化してます。

この製法によるもう1つのメリットは、この方法でしか再現できない形状があるということです。
ガラスと樹脂の境目に段差のない形状↓(フラッシュサーフェスと言います)です。写真だとめちゃくちゃ伝わりにくい(笑)

裏面見ると、クリップも一体成形されています↓
ガラスと樹脂の見切りも(裏面なのに)完璧です。
ちなみに、樹脂とガラスは溶着しないので専用の接着剤を使用しています。微妙にはみ出しているのは接着剤です(笑)

なかなか写真では伝わりにくいこともあるので、実際に見たい!という方は是非ご来社を(笑)

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