鉄ではないものの形状を、鉄に彫る
今回はちょっと視点を変えまして、弊社の機械加工に関する紹介です。
あくまで加工再現度の試作の物ですが、上の写真のものは下の写真のような凹凸のある布地(黒部分が凹)を弊社の3Dスキャナーでデータ化して鉄のブロックに加工したものです。
こういった加工も実はどんな形状でも単純に「めっちゃ細いエンドミル(刃物)で削ればいい」という訳でもなく、形状によってはあえて太目のもので削ることで、材質が違う(布と鉄)ことによる風合いの差異を少なくすることができたりします。と、我々は経験上勝手にそう思っています(笑)
また、実際にあるものスキャンしなくても、特に規則性のある形状ならなおさら、データさえあれば(作れれば)下の写真の様にそれを加工で再現することが可能です。
実際コレを金型として使う場合はデータを反転させる必要がありますが、そうすれば成形するプラスチック製品の表面に模様が付けられますし、単に金属加工品としても活用できます。
↓↓こちらでも詳しく説明していますので、ぜひ。