サイドウィンドウ
品名 | サイドウィンドウ |
成形 | ガラスエンキャップ成形 |
特徴 | ガラス+組付用クリップ+意匠側SUS+裏面補強板をすべてインサート成形 |
製品紹介
ガラスを型の中に入れて一体成形…そんな成形が可能になってくると、どんどんと要求項目が増えていくのはよくある話です。
この技術も同様で、意匠面側のSUSモールも一緒に…部分的に強度が欲しいところには補強部品も…と、どんどん型に入れるものが増えています。
最近では、高級車ですとこのSUSモールが付く場合が非常に多くなっていますし、デザイン性も高くなってきているので、成形品に求める品質もどんどん高くなってきています。
ここで問題になるのは、金型内でのインサート部品の位置の決め方と保持方法です。
吸引、磁力などいろいろなものを駆使しますが、正しい位置に設置されたかを確認するためにセンサーも埋め込むようになってきているので、金型の裏面および側面は配線、配管だらけです。もちろん金型には温調用に水管が通っていますし、樹脂を射ちこむための流路(ホットランナーと言います)には昇温用のヒーターもついているので、水、空気、電気、ときには油なども取り回すため、金型の組付け作業が大変です。
ここまでくると、金型も1つの「装置」です。
↓このように金属の補強板を裏面に入れることが増えてきています。
↓補強と取付を兼ねることもあります。
まだまだ進化するガラスエンキャップ、ハードルは高いですが、やっていて楽しいです。
現物を見てみたい方は是非ご来社ください。
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