大量の部品組付けの手間を2色成形で解決


 コンソール内蓋

品名コンソール内蓋
成形2色成形
特徴スライド開閉動作(シャッター式)を再現するための製品形状

製品紹介

ミニバンタイプの自動車に搭載されていることが多い大型コンソールには、開けたときに内側にスライド式の扉があるものがあります。
その扉の部品にはある程度以上の強度はもちろん、開閉作業に対応する軟質部分が必要です。
実際この写真にある製品は全部で18分割されていて、一体成形(2色成形)を使わない場合、接着剤など使いながら18個の部品の組付作業をしなくてはならない訳ですが、考えただけでやりたくないですね…

それが2色成形を上手く活用すれば、成形機から出てきた段階で既にこの状態。
組付けの手間やそのバラツキどころか、剥がれる心配すらありません。

↓裏側の黒い硬質樹脂はそれぞれ独立しているのでこんな形にも変形させられます。

実際にコレを製品として成り立たせるにあたって、硬質材、軟質材それぞれの樹脂の選定、金型の構造や強度、成形条件などいろいろなことが問題になり、非常に苦労しました。
そんな経験全てが弊社のノウハウになり、以降の金型製作に活かされています。
「こんなの出来るのかなぁ…」と思っても、まずはご相談ください!

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