笊(ザル)目籠

品名 | 編み目(笊目)ザル/カゴ |
成形 | 2色成形 |
特徴 | 表裏笊目の編み目成形×2色成形 |
製品紹介
竹の編み目、「ゴザ目(笊目)編み」と呼ばれる形状をプラスチックで再現しています。
こんなの形状データさえあれば簡単では?と思いますよね。確かにそうかも知れません。
でもコレ、表面だけでなく裏面も再現されていて、しかも1本1本の間に隙間もあります。
この隙間は金型で全部当てる必要がありますが、この製品が作られたのは50年以上前(現社長も生まれていません)。
現在の数値制御(NC)のデータ加工技術はなく、「倣い」と呼ばれる加工方法で削り出した後、金型の合せを手で1つ1つ仕上げています。
更に恐ろしいことに(笑)、この編み目で2色成形です。
ということは、この形状を成形した後、更にその成形品の形状に別の金型を隙間なく合わせることになります。
過去の弊社の実績の中で、最も難易度が高い製品はコレだと思っています。
今やれと言われても莫大な時間と労力、何よりも職人技を必要とするため、再現できません。
そんな製品ですが、いくつか残っているので、ココで順に紹介していきます。
↓コレが表で

↓コレが裏

↓このカゴの

↓蓋の裏面がコレ

↓この製品の

↓内側がコレ

当時雑貨として安価で売られていたこの製品、もう世には残ってないですが、弊社に来ていただければご覧いただけます。
ご興味ある方は是非ご連絡を!